放射線治療科

診療科の概要

能勢 隆之

放射線治療科 部長

放射線治療は手術療法、化学療法(抗がん剤治療)と並ぶがんの3本柱の1つです。「がん細胞は正常細胞に比べて放射線に弱い」という性質を利用して、がんのある部位および転移しやすい部位に放射線を照射して治療を行ないます。放射線は照射したところにしか作用を及ぼさないので、全身への影響が少ない治療法です。また、放射線治療は体にメスを入れないので、身体への負担が軽くてすみます。
 
当院では、がんの放射線治療を昭和60年3月から放射線科の一部門として行なってきました。より高度で専門性の高い放射線治療により多摩地区のがん医療に貢献するため、このほど放射線治療部門を分離・独立させ、新たに放射線治療科として診療を開始しました。
 
当科では治療用のCT、3次元治療計画装置、ライナックが設置されています。医師、技師は力を合わせてCT画像を用いた精密な治療計画を行います。さまざまな角度から照射するので、病巣へ線量を集中でき最大の効果を狙えます。周囲臓器への線量が減るので副作用は最小限に止められます。技師は、出来上がった治療計画を綿密に検討したうえで、実際の治療を正確に行います。看護師は治療開始前から、患者さまの疑問や不安、苦しみに対して真摯に向き合い、治療中も症状や心の変化を患者さまの側に立って理解し、医師とともに解決を目指します。医師、技師、看護師はチームとなって患者さまのサポートを行います。


受診していただく際の注意

当科の診療は予約制です。放射線治療科受付にお電話ください。尚、予約電話の際は紹介元の担当医を通してご連絡ください。
主治医の先生からの紹介状や画像フィルム、血液検査結果などを持参して下さい。

放射線治療開始までの流れ

  1. 診察:放射線治療医が治療内容などの説明と病気のある部位の診察を行ないます。
  2. 治療計画:病気のある部位を中心に放射線治療用のCTを撮影します。この際、皮膚に目印のマークを描いたり、体が動かないよう支える器具の設定をします。診察所見や治療用CT、頂いた紹介状や参考画像をもとに具体的な治療方法を決めます。
  3. 治療開始:放射線治療室で実際に治療を行ないます。初回は綿密に確認するので、40分ほどかかります。

初回診察日には、原則1. 2.を行います。

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