眼科

診療科の紹介

小早川信一郎
眼科 部長・病院教授

日本医大多摩永山病院眼科にようこそ。アクセスをお待ちしておりました!
平成26年4月より日本医大多摩永山病院に赴任しました小早川です。
私達4名の眼科医は小さな医局ですが、日々眼科診療に取り組んでいます。
日本医大多摩永山病院は南多摩地区の中核病院であり、診療体制は、現在常勤医4名(病院教授《診療部長》1名、助教・医員3名)、非常勤医2名、視能訓練士6名にて行っています。水曜日、木曜日、金曜日午後が手術日で、白内障、網膜硝子体疾患(網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑上膜、黄斑円孔など)、斜視、緑内障、眼瞼内反症、眼瞼下垂などの手術を行っています。難症例白内障手術(眼内レンズ2次挿入術含む)、網膜硝子体手術、斜視手術、緑内障手術などを得意としています。
 蛍光眼底造影、SD-OCT(Heidelberg Engineering)、他局所ERG、筋電計など眼科疾患に対する諸検査および治療に必要な高度機器を備え、より進んだ医療を目指しております。当科では対応できない疾患(角膜内皮移植、眼内腫瘍、内視鏡を用いる涙道疾患など)に対しては、日本医科大学付属病院または専門とする施設に紹介しております。特殊外来として、斜視弱視外来及びコンタクトレンズ外来を行っています。また、中国語及び英語が話せる医師がおりますので、外国人の患者さまにも対応可能です。
 いつも仲間を募集しています。s-kobayakawa@nms.ac.jpまで、ご連絡ください。

 


診療実績

H27年度(H27.4-H28.3)手術件数は1637件、内訳は、白内障手術760件、網膜硝子体手術(硝子体手術、バックリング手術)204件、斜視手術、緑内障その他112件、抗VEGF薬硝子体注射558件となっています。遠近両用眼内レンズ(多焦点眼内レンズ)にも対応しています。硝子体手術は最新の27Gシステムにてほぼ全例に対応しています。入院期間の短縮化に取り組んでおり、白内障手術や緑内障手術、硝子体手術などで全身状態の良い方については、日帰り手術に対応しています。

診療時間や予約制などについて

受付時間

午前(月~土曜日)8時30分~11時30分 診療は9時00分より始まります。 午後(月~土曜日)予約制 (ただし、緊急の場合は随時診察を行っています) 予定手術日:水曜日・木曜日・金曜日

 

特殊外来や主な検査などについて

特殊外来


斜視弱視外来

火曜午後(第1,3週 予約制) 金曜午後(第2,3週 予約制)斜視・弱視患者に対して定期的検査と治療を行っています。

 

コンタクトレンズ外来

月曜日(第2・4週 ※予約制)、 屈折異常、無水晶体眼、円錐角膜などの治療を行っています。

 

研究実績

総説・症例報告
1.  小早川 信一郎:
  議論の多い眼治療-建前と本音-
    水晶体(亜)脱臼-全摘+縫着vs.CTR.
    眼科58: 9-13, 2016.

 

2.  小早川 信一郎:
    前嚢収縮と後発白内障.  IOL & RS 29: 486-489, 2015.

 

3.  小早川 信一郎:
    白内障・屈折手術の論点 Nd-YAGレーザーによる後嚢切開は円形切開か
    十字切開か? 円形切開を推奨する
    IOL & RS 29: 398-399, 2015.

 

4. 小早川 信一郎: 
    眼感染症View Point Toxic Anterior Segment Syndrome(TASS)と
    Late-onset TASS. 
    Core-Network of Ocular Infection 17: 6, 2015.

 

5. 小早川 信一郎:
        【強膜内固定術のすべて】 歴史と概念(初期導入含む).
         IOL & RS 29: 158-161, 2015.


6.  薫 一帆, 北原 由紀, 中山 滋章, 秋庭 幹生, 小早川 信一郎, 高橋 浩.
       Unilateral acute idiopathic maculopathyの1例.
              臨床眼科 69: 1357-1362, 2015.

 

7.  福原 葉子, 松本 直, 岡島 行伸, 小早川 信一郎. 
       先天性無虹彩症に人工虹彩および眼内レンズ挿入した1例.
              眼科手術 28: 433-436, 2015.

 


学会発表


1.  小早川信一郎: ランチョンセミナー1,
          うつくしき日本の白内障手術.
     白内障手術の論点 現状IOLが有する課題と対策
     第39回日本眼科手術学会, 福岡, 2016.1

 

2.   小早川信一郎, 太田俊彦, 松崎有修,井上康: インストラクション
        コース29, 白内障術者のためのIOL強膜内固定術
        第69回日本臨床眼科学会, 愛知, 2015.10

 

   3.  小早川信一郎: シンポジウム-14
       [厚生労働省ヒアリングの成果] 
       日本眼科手術学会の主張
       第69回日本臨床眼科学会, 愛知, 2015.10

 

  4.  小早川信一郎: シンポジウム-14
       [厚生労働省ヒアリングの成果] 
       JSCRSの要望
       第69回日本臨床眼科学会, 愛知, 2015.10

 

 5.  小早川信一郎: シンポジウム
       [コンタクトレンズによる個別化医療] 抗菌薬を徐放する
       コンタクトレンズの開発と有効性
       第58回日本コンタクトレンズ学会総会, 大阪, 2015.7

 

  6. 小早川信一郎: シンポジウム-4
       [ハイリスク眼への白内障手術] 高齢患者の白内障手術
       第30回JSCRS学術総会, 東京, 2015.6


 
   7. 小早川信一郎, 塙本宰, 二宮欣彦, 森山涼:  インストラクション
      コース5  [みんなで考える白内障手術]
      実例から考える眼内レンズ縫着・強膜内固定: 術式選択と術中の工夫
      第30回JSCRS学術総会(インストラクションコース5), 東京, 2015.6

 

一般発表

1. Shinichiro Kobayakawa:
    Session 9: Cataract Surgery; Tass and infectious endophthalmitis
    The 3rd International Conference on the Lens 2015, Kona, Hawaii,
    2015. 12

 

2. 小早川信一郎,  北原由紀,  薫一帆, 秋庭幹生.
  硝子体手術後に自然閉鎖が得られた特発性黄斑円孔の一例
  学術展示 第39回日本眼科手術学会, 福岡, 2016.1 

 

3.  小早川信一郎, 高橋浩:
  CALLISTO eye 及び術者による基準線マーキングの一致性.
  学術展示 第30回JSCRS学術総会, 東京, 2015.6

 

4.  秋庭幹生, 小早川信一郎, 薫一帆, 北原由紀, 小澤啓子, 高橋浩:
  新しく開発した軸マーキング用リングの手術成績.
  学術展示 第30回JSCRS学術総会, 東京, 2015.6

 


企業講演

1. 小早川信一郎
多摩イブニングアイカンファレンス
特別講演 そこはかとなく難症例@白内障手術
日時:平成27年9月9日(水) 19時30分~21時30分
会場 京王プラザホテル多摩 4階「たまつばき」

 

地域の連携状況

講演会、勉強会を通して地域の先生方と診療連携を構築しています。術後早期に紹介元へお戻り頂けるよう努力しています。

地域の先生方との講演会実績

小早川信一郎: 第10回南部地域病院勉強会
特別講演 白内障治療 傾向と対策
日時:平成26年10月8日(水) 19時30分~21時00分
会場:京王プラザホテル多摩 4階「アポロ」

 

小早川信一郎: Santen-Bayer Update Seminar in 多摩 
特別講演 白内障手術トラブルシューティング
日時:平成26年8月20日(水) 19時30分~21時00分
会場:京王プラザホテル多摩 4階「アポロ」

 

小早川信一郎: 第1回 アルコン多摩セミナー
特別講演 白内障手術トラブルシューティング
日時:平成26年7月16日(水) 19時00分~20時15分
会場:京王プラザホテル多摩 4階「たまつばき」

主な検査

フルオレセイン蛍光眼底造影検査

糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの網膜や視神経疾患に行っています。

 

インドシアニングリーン蛍光眼底造影検査

加齢黄斑変性症などの網脈絡膜疾患に行っています。

 

全視野網膜電図

網膜疾患に対して国際臨床視覚電気生理学会の記録条件に沿って行っています。

 

多局所網膜電図

黄斑ジストロフィなどの黄斑疾患に行っています。

 

量的視野検査

緑内障、視神経疾患、網膜疾患、脳疾患などに行っています。

 

光干渉断層計OCT

黄斑円孔などの黄斑疾患や緑内障に行っています。

 

CT検査、MRI検査

視神経疾患、眼窩疾患、眼筋麻痺などに行っています。

 

斜視弱視検査

斜視、弱視に対して行っています。
など

その他

白内障

白内障とは水晶体が混濁する疾患です。最も多いのが加齢性白内障です。手術は患者さまの視力が低下し不自由を感じている場合、または網膜硝子体疾患や緑内障などの他の眼疾患を伴っていて早期に手術をした方がいい場合などに行います。本院では高齢者に対しては入院治療を原則としています。

 

緑内障

緑内障とは正常な機能を維持していける以上の眼圧のために、視機能障害をきたす疾患です。緑内障には原発閉塞隅角緑内障、原発開放隅角緑内障、正常隅角緑内障があります。原発閉塞隅角緑内障は急激に眼圧が上昇し、激しい眼痛や頭痛をきたすことがあります。薬物治療、レーザー治療などを行います。原発開放隅角緑内障、正常隅角緑内障は初期においては自覚症状がほとんどありません。定期的に眼圧検査、眼底検査、視野検査を行います。治療は薬物治療、手術療法があ ります。点眼治療で眼圧が目標まで下がらない場合や視野異常が進行する場合は手術を必要とします。

 

網膜剥離

網膜剥離は網膜に穴(裂孔)があき、網膜がはがれ、視野狭窄、視力低下をきたす疾患です。裂孔だけの時はレーザー治療でよい場合がありますが、多くは剥離が進行しており入院治療が必要となります。

 

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は糖尿病の代謝異常により眼底出血などをきたす疾患です。日本では成人の失明原因の主たる疾患となっております。そのため糖尿病の早期発見早期治療が 大切です。診断がついたら定期的な眼科検査が必要になります。治療には薬物治療、レーザー治療、硝子体手術があります。

 

網膜静脈閉塞症

網膜静脈閉塞症は網膜静脈がつまって眼底出血をきたす疾患です。一般には50歳以上の、高血圧、糖尿病などをもっている人に多いですが、若年の人にみられることもあります。治療は薬物療法、レーザー治療、最近では硝子体手術を行うこともあります。

 

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は黄斑部に出血、浮腫をきたし視力低下する疾患です。加齢により脈絡膜新生血管に基づくものと、脈絡膜新生血管を伴わない萎縮に基づくもがあります。治療の適応のなるのは脈絡膜新生血管に基づくものです。治療はおもに抗血管新生療法を行っています。

 

黄斑円孔

黄斑円孔は黄斑部の中心が穴(円孔)となり視力低下する疾患です。80%は女性です。 治療には硝子体手術を行います。

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